金ゴールドと国債のどっちが真にディフェンシブ銘柄で安全資産なのか?
今株式に対するヘッジを、金ゴールドがいいのか国債がいいのか迷っています
金ゴールドに投資し、相場が気になっている方も多いかと思います
また米国債に投資し、2~4%の利回りを確保しつつ保有されている方も多いと思います
そこでこの2種類を5ヶ月、5年、10年で比較検証してみようと思います
皆さんはどのように考えていますか?
ご意見、ご感想などがございましたら教えて頂けると嬉しいです
目次
短期(5ヶ月)の比較
金 ゴールドのチャート
2020年1月の始まり値は1521ドル付近でした
次に2020年1月からコロナショックの直前の高値は1704ドルでした
コロナショック時の最安値は3月16日につけた1450ドルです
その後上昇に転じ一時1788ドルまで値を上げました
20年度の始まり値1521ドル→最高値1788ドル=17,5%の上昇です
米国長期国債ETFのBLVのチャート
2020年始まり値は101ドルです
次に2020年1月からコロナショックの直前の高値は118ドルでした
コロナショック時の最安値は3月16日につけた91ドルです
その後上昇に転じ一時112ドルまで値を上げました
20年度の始まり値101ドル→最高値112ドル=10,8%の上昇です
この6ヶ月間に1,68ドルの配当が出ているのでそれを加味すると12,5%の上昇です
結果この6ヶ月では長期国債ETFのBLVよりゴールドの方が5%上昇しています
5年チャートの比較
金ゴールドの5年チャート
2016年始まり値は1061ドルです
その後上昇に転じ一時1788ドルまで値を上げました
16年度の始まり値1061ドル→最高値1778ドル=67,5%%の上昇です
米国長期国債 BLVの5年チャート
2016年始まり値は89ドルです
その後上昇に転じ一時110ドルまで値を上げました
16年度の始まり値89ドル→最高値110ドル=23,5%の上昇です
この5年の配当を加味すると43,5%の上昇になります
10年チャートの比較
金ゴールドの10年チャート
2011年始まり値は1400ドルです
その後1778ドルまで値を上げています
11年度の始まり値1400ドル→最高値1778ドル=27%%の上昇です
次に10年チャートで見ていきます
米国長期国債 BLVの10年チャート
2011年始まり値は80ドルです
その後110ドルまで値を上げています
11年度の始まり値80ドル→最高値110ドル=37,5%の上昇です
この10年の配当を加味すると77,5%の上昇となります
まとめ
2020年1月から5月までの5ヶ月間の上昇率
金ゴールド→17,5%の上昇
BLV長期国債→12,5%
2016年から2020年5月までの5年間の上昇率
金ゴールド→67,5%の上昇
BLV 長期国債→43,5%の上昇
2011年から2020年5月までの10年間の上昇率
金ゴールド→27%の上昇
BLV 長期国債→77,5%の上昇
5ヶ月と5年では金ゴールドの上昇率の方が高いですが
10年で見るとBLV 米国長期国債の方が圧倒的に高いです
これは長期で見ると約4%の配当が出るBLVの方が有利だということです
今日現在の相場観
今どちらかを買わなければならないとしても判断は難しいところですね
あえて言うなら短期で売買するなら金ゴールド
長期での保有を考えるならBLVではないでしょうか?
どちらにしても、どちらも現段階では高値圏で推移していることから今は静観し
下がったら検討してみようと思います