ロイターによると、世界の債券ETFは昨年 FRBによる大規模な刺激策や、
世界の主要中銀による新型コロナ対応で債券価格が上昇していましたが、
世界の債券ETFの純資産残高が第1四半期に(2002年9月以来)、
19年ぶりの大幅な減少を記録したそうです
債券ETF 1719本の総額は3月末時点で1兆4800億ドルと、
昨年の12月末時点の1兆5300億ドルから520億ドル減少しました
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それぞれ
iシェアーズiBoxxドル建て投資適格社債ETF(LQD)は130億ドル以上減少
iシェアーズ米国債20年越ETF(TLT)は40億ドル以上減少
iシェアーズiBoxxドル建てハイイールド社債ETF(HYG)は40億ドル以上の減少となりました
3ETFの年初来のチャート比較
米国10年債利回りの急上昇が止まってからHYGは値を戻していますが、
TLTなどの期間の長い国債ETFはまだ戻ってきてはいません
市場関係者の間では、今後3ヶ月以内に債券市場で再び売りが膨らむとの
見方が多く出ているので、注意が必要ですね
