今日はソロスチャートについて検証したいと思いました
ソロスは1990年代にソロスチャートを用いドル円相場をほぼ完璧に予測したことで
話題となりました
目次
- ジョージソロスとは
- ソロスチャートとは
- 1990年から95年
- マネタリーベースとは
- 2008年9月(リーマンショック後)
- 2016年6月(アベノミクス)
- 現在のM2
- 修正ソロスチャートとドル円相場
- まとめ
ジョージソロスとは
世界的に有名なアメリカの投資家
ソロスチャートとは
マネタリーベースの残高に反応しやすいトラックレコード
2国間の為替レートを2国間のマネタリーベース比から予測する手法で
米国の通貨供給量が増えればドル安、日本の通貨供給量は増えれば円安に動きます
1990年から95年
この時、景気悪化に苦しんでいたアメリカはマネタリーベースを増やし続け
結果日米マネタリーベースの比率は約140%から100%を切りました
為替レートは1ドル150円から80円台になり急激な円高ドル安となり
ソロスチャートが強い相関関係を示しました
マネタリーベースとは
中央銀行が供給する通貨量の事で、景気回復のための金融政策
として、このマネタリーベースを増やします
簡単に言えば世の中に出回るお金の量を増やし、そのお金を様々なことに使ってもらい
拡大した企業が利益を生むことで個人の収入も潤う事によって、消費行動につながり
物価も上がって景気回復になるという考えです
2008年9月(リーマンショック後)
リーマンショック後、FRBは2008年から2013年にかけてQE1~QE3の量的金融緩和を
実施しました
QE1だけで1兆7250億ドルなど大規模金融緩和により110円から80円に下落しました
2016年6月(アベノミクス)
日銀による2013年から始まった異次元緩和によって積み上げられたマネタリーベースが
368兆円に積み上げられ3年で2,6倍に膨れ上がりました
それによりドル円相場は80円から120円まで上昇しました
現在のM2
修正ソロスチャートとドル円相場
2020年FRBがあらゆる政策手段を用いるといっているので、ソロスチャートは
下落し、ドル円も下落するのではないでしょうか
まとめ
米ドル資金の供給拡大が続いている今のFRBの現状は、リーマンショックの後と類似していて
米ドルの急落を招くと思っています
また大統領選挙に向けてドル高に対する産業界からの政治的圧力も加わりドル安方向に目線が
向いています
4月にFRBが発表した総額は2兆3000億ドル、中小企業向けに1年間無利子で最大6000億ドル
の融資、地方債 社債の購入は前回投資適格級としていたものをリスクの高いダブルBまで
拡充するでした
この供給拡大は、ドル円相場に強く影響を及ぼすと思われます
1日44円で腰痛、ひざ痛を改善でき疲労を軽減してくれます