今日のソフトバンクグループの1日の動きをアップデートします
ウーバー
配車サービスのウーバーテクノロジーズは4~6月の第2四半期決算を発表しました
4~6月期の売上高は前年同期比29%マイナスで22億4000万ドル(約2400億円)となり
10年間続いた売上高の伸びにブレーキがかかりました
税金と金利などの費用を除いたら4~6月期の損益は8億3700万ドルの赤字でした
ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均は8億8300万ドルの赤字を予想していました
ウーバーのプラットフォームを毎月利用する人数は4~6月期に44%減少し5500万人と
アナリストの予想の約7%減より大幅な落ち込みでした
4~6月期の料理宅配事業のグロスブッキングは69億6000万ドルに倍増しました
配車サービスやスクーターレンタルなどを含むモビリティ事業は75%減の
30億5000万ドルでした
配車サービスは予想を下回り、株価は決算発表を受けた時間外取引で約3%下落しています
ソフトバンクグループ
ブルームバーグによると、創業以来最大の赤字を計上してからわずか3ヶ月後は
一転して明るい決算を発表することになりそうです
世界的な株式市場の反発を受けビジョンファンドの運用状況を改善しており
業績の復活に向け準備は整いつつあります
3月以降、最大4兆5000億円の資産売却や総額2兆5000億円の自社株買いなどの財務改善、株主還元策を立て続けに打ち出したことも奏功しソフトバンクグループ自身の株価も
2000年3月以来20年ぶりの高値水準に戻しています
各銘柄
昨年5月の上場から低迷が続いている配車サービスのウーバーが同四半期に11%上昇
在宅勤務需要の恩恵を受けたビジネスコミュニケーションツールの
スラック テクノロジーズは16%上昇
がん遺伝子検査会社の米ガーダントヘルスは17%上昇しています
IPO市場
またIPO市場の好調も追い風で、米オンライン住宅保険レモネードの株価は
7月の上旬以降倍増しています
ソフトバンクグループは昨年当社に対する3億ドル約300億円の出資を主導しております
料理の宅配サービスを手掛ける米ドアダッシュも IPO を検討しています
アナリスト予想
アナリスト予想によると4~6月期(第1四半期)の営業損益は1000億円をこす
黒字になる見通しです
ビジョンファンドも4四半期ぶりに黒字転換する可能性があります
前期(2020年3月期)の営業損益は1兆3646円の赤字でした
ビジョンファンドは1兆9313億円の赤字でした
ソフトバンクグループは11日午後3時に第1四半期決算を発表します
今日のチャート
1日では、ー0,41%の下落で終わりました